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ソニーイメージングギャラリー 銀座

所幸則 作品展 One Second ~瞬間と永遠~

1秒(One Second)。その時間経過の中で起こる“過去”“現在”“未来”という事象を、1枚の写真に重ね合わせて表現する“One Second”という表現方法。その独創的な方法で様々な都市を撮影してきた所幸則氏の作品展を開催します。

“One Second” と言う表現手段で作品を撮るきっかけを作った街、渋谷。多種多様な人間が集まり、日々形を変える渋谷を所氏は「東京の今の姿を最も顕著に表現し続けている街」だと言う。
「渋谷に住み、時の移ろいの中で好きだった渋谷が変わっていく姿を見てきました。人々が忙しそうに通り過ぎる向こう側には、見慣れた建物が見えている。いつもそこに“居てくれる”ことに安心感がありました。でも、いつもそこに居てくれたはずの建物がいつの間にか無くなったときに感じる寂寥感。時の流れの無情さと、その儚さを感じた瞬間でした。この街の姿を残そうと渋谷を撮り始めたのは2008年1月1日からです。」と当時に思いを馳せる所氏。
しかし、通常の撮り方ではなく、“One Second(1秒)”での表現を思い立ったのはその年の6月だったという。
「1秒という時間の感じ方には個人差があります。しかし、私はこのルールを設定することが世界に通じる“時間のかたち”への共通認識になると思っています。時の流れと共に変化する渋谷を見たときに感じた“変わっていく街の儚さ”を的確に表現するには、1秒間の経過を3ショットで写しとめる“One Second”の表現手段以外にはないと感じています。」
作品展では、渋谷の作品に始まり、今も広がりを続ける所氏の作品をご覧いただきます。

1秒の中に
何が見えるのか?
何を見るのか?
不思議な1秒
それを見に来てください。(所幸則)

ところ 幸則ゆきのり プロフィール

1961年香川県生まれ。大阪芸術大学卒業後、フリーのフォトグラファーとして活動。1992 年世界写真見本市「フォトキナ 92」で「世界の新しい表現者」の日本代表として作品が選ばれる。その後、海外の雑誌で特集が組まれるなど国内外で活躍。現在、大阪芸術大学客員教授。
所 幸則写真集『ONE SECOND Vol.01 SHIBUYA』(蒼穹社刊)が9月1日に発売された。