ソニーイメージングギャラリー 銀座

君塚裕 作品展 Beautiful Moment
First Still Motion Exhibition

近代写真の父と言われたフランスの写真家「Eugene Atget(ウジェーヌ・アジェ)」が、大きな木製の暗箱カメラでパリの街を撮影していたのは115年以上前である。その時代から写真は文化、あるいは芸術として連綿と受け継がれてきた。
それは、フィルムからデジタルに移行して15年以上経った現在も同様であり、これからも続いていくだろう。ただ、デジタル技術の進歩はアジェの時代の延長線上に立ちながらも、表現の自由度や可能性を間違いなく大きく広げている。
写真家 君塚 裕氏は、そのデジタル技術による画像処理と独自のライティング技術を大胆に取り入れた、斬新でスタイリッシュな写真表現で今最も注目されている作家の一人である。
この作品展では、その卓越したライティング技術とデジタル画像処理の融合により、被写体にグッと切り込む“鋭さ”のある秀逸な作品を見ることができる。

“素敵だ”“かっこいい”とその時代、その時代の人々の心を揺ぶった作品は、時代を飛び越えて見る人の心に響く。それは、「アジェ」をはじめ、「マン・レイ」、「ビル・ブラント」、「アーヴィング・ペン」といった往年の巨匠の作品が物語っている。
同じ意味で、君塚 裕氏の作品からは心揺さぶられるような“かっこよさ”で、見る人の心を魅了する何かを感じずにはいられないだろう。

君塚きみづか ひろし プロフィール

1979年生まれ。2001年に渡米し、様々なスタイルの写真を学ぶ。帰国後(株)コネクト設立。社会に新しい影響、価値観を与える事を活動目的としてスチールとムービーで独自のスタイルを表現している。