Sony Imaging Gallery ソニーイメージングギャラリー銀座

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古賀祐三 作品展

Beyond the sky -時とデータが紡ぐオーロラ-

2018年1月19日(金)~2月1日(木)
11:00~19:00

【ギャラリートーク開催のお知らせ】
古賀祐三氏によるギャラリートークを開催します。

  • ■入場無料/事前予約不要
  • ■場所:ソニーイメージングギャラリー 銀座(銀座プレイス6階)
  • ■開催日時:
  • ① 2018年1月20日(土) 15:00~15:30
  • ② 2018年1月20日(土) 17:30~18:00

・ギャラリートークは記録のために撮影する場合があります。

・座席はございません。

 空中を飛び交う通信電波や林立するビル、自然への畏怖の証のように整然と植えられた並木など、街に溢れる様々な人工物に囲まれた僕は、その隙間から小さく見える都会の夜空を見上げる。そして、そこには遥か6000km彼方の上空で乱舞しているはずの光彩がみえている。僕の眼にしか映らないその光は、経験と模索によって造られた妄想だ。この妄想がコンピューターで具現化されるとバーチャルリアリティ(VR)や、ビジュアライゼーション(可視化)と言われる科学技術になる。
 まだエンジニアの卵だった1993年にアラスカで体験したオーロラ大爆発を、自分の手で再現したい。まだ一般的ではなかったその体験を限りなく多くの人が共有できる世界を造りたい。なんとなく描いた目標から、オーロラが空に浮かぶ世界への模索の時間が始まった。

 低照度でめまぐるしく変化するオーロラを撮影できる機材が存在しない頃、CGでオーロラを再現してみた。インターネット黎明期には、ノートパソコンと世に出たばかりのデジタルカメラを使って北欧からオーロラ速報なんてこともした。ついには超高感度ビデオカメラと観測装置を作り、アラスカに観測所を設け、オーロラの生中継配信を始めたのは2006年のことだ。
 それから毎日届くリアルタイムのアラスカは、時には手元の携帯端末で、または巨大なドーム空間に描かれ、ずっと探し続けてきたあのオーロラ大爆発との再会は、そう遠くない日にやってくることを予感させた。

 気が付けば11年余り、技術の進歩と共に観測装置が毎日とらえてきたものには、極域大気の変化や200万枚を超える写真、時間を計測することさえ気が遠くなるほどの動画像が含まれる。本作品展ではそれら膨大なデータの中から、プリント作品や、データで見るオーロラ、アラスカと銀座を繋いだリアルタイムのアラスカの空の様子など、さまざまなかたちでの展示を試みている。

古賀 祐三
【古賀 祐三(こが ゆうぞう)プロフィール】
1970年、愛知県豊明市生まれ。東京在住。
 大学時代の1993年3月、バックパックの冒険旅行で訪れたアラスカ上陸初日の夜に、オーロラ大爆発と遭遇。オーロラを主題にエンジニアとして生きていく目標を見つける。
 大学院ではコンピューター制御や画像処理知識の習得を目指してスポーツ工学を専攻し、長野五輪代表選手へサポートを行い、電機メーカー在籍時には主に画像処理システムの研究開発に従事。IT革命前夜の1999年に独立・起業。
 2000年初頭からインターネットを活用したオーロラの情報提供を始め、その後のオーロラブームの火付け役となる。
そして本物のオーロラを世界中の誰でも、どこからでも体感できるしくみを作ることを目標の一つに定め、2006年に超高感度ビデオカメラなどの観測装置の開発、アラスカに専用の観測所の設置を行い、世界で初めてドーム空間対応など、本格的なオーロラ生中継プロジェクトを始動。
 自らのプロジェクト「Live!オーロラ(オーロラ生中継)」を2006年から続ける一方で、プロジェクトで培った技術や経験をもとに、エンジニアやクリエイターとして活動をしている。

紹介メディアとして、朝日新聞「ひと」読売新聞「顔」毎日新聞「理系白書」、IHT/Asahi「Homo sapiens」、NHK総合「宇宙の渚スペシャル」、ワールドビジネスサテライト「トレンドたまご」等。

http://aulive.net/openlive/index_ourself.html
https://twitter.com/Live_Aurora

著書:「僕がオーロラを世界にシェアできたわけ」(誠文堂新光社)
DVD:「Live!オーロラ ベストセレクション2006、2007」(日本コロムビア)

  • ■主な賞歴
  • 2008年 科学ジャーナリスト賞(当時最年少受賞・日本科学技術ジャーナリスト会議)
  • 2011年 文部科学大臣表彰 科学技術賞
  • ■活動来歴
  • 2006年 9月 総務省・宇宙天気情報センターの企画開発、運用開始
  • 2006年 9月 Live!オーロラ始動と同時に、総務省次世代高速ネットワーク・テストベッド「JGNII」と共同研究開始
  • 2006年 12月 宇宙天気情報をまとめたブログ記事がYahoo!Japanのトップニュースとして掲載される
  • 2007年 1月 名古屋市科学館プラネタリウムドームにて、世界で初めてオーロラ生中継の上映
  • 2007年 2月 前年から公開していたPC版に合わせて、携帯端末でのオーロラ生中継配信も世界で初めて開始
  • 2008年 1月 東京・新宿のコニカミノルタプラザにて開催された「宇宙から見たオーロラ展」へ協力・コンテンツ提供を開始
    その後2016年まで9年間続いた同展示に協力を続ける。
  • 2008年 3月 大阪北ヤード ナレッジ・キャピタルトライアルの総務省関連ブースへ、開発したオーロラ投影機「DEOS」を展示
  • 2008年 8月 六本木アークヒルズ・シネマウィーク2008へ出展
  • 2008年 10月 NHK総合「東京いま人」スタジオ出演時に、NHK渋谷放送センターとIP伝送接続し、地上波テレビでアラスカからの生中継を行う
  • 2008年 12月 東京・夢の島マリーナにて招待イベントを開催。クルーザーヨット内や吹き抜けホールにオーロラシアターを作る
  • 2008年 12月 「ふたご座流星群がオーロラを横切る様子」を撮影し、毎日新聞一面に掲載される
  • 2009年 1月、12月 再度「流星群とオーロラの共演」をとらえ、Yahoo!Japanのトップニュースとして掲載される
  • 2009年 8月、9月 渋谷ライブハウス、三鷹市民ホールで音楽アーティストとのコラボ・ライブを行う
  • 2010年 1月 テレビ朝日「お願い!ランキング」にてLive!オーロラが1位になる
  • 2010年 3月14日 東京・多摩六都科学館の約29mドームにて、全天周オーロラ生中継を世界で初めて成功
    科学館のドームでは会場機器のデジタル化やインターネット環境が乏しかった当時、上映装置の準備から、官民共同開催への奔走まで行った結果の成功でもあった。
  • 2010年 9月
    ~2011年 4月
    全国同時オーロラ生中継プロジェクト「ドリームキャラバン」を毎日新聞社と共同開催
  • 2010年 9月
    ~2011年 4月
    山梨県立科学館スペースシアター(25mドーム)にて、全天周オーロラ生中継のロングラン上映を開催
  • 2010年 10月 北海道りくべつ宇宙地球科学館内や東京都内の仮設ドームにてオーロラ生中継を上映、山梨会場やインターネットを含めた多元同時生中継を成功
  • 2011年 3月 東日本大震災で東京都内の配信拠点が被災、アラスカとの通信拠点を国内複数個所へ分散させた
  • 2012年 4月 世田谷区立教育センター内のプラネタリウムドームにて、古賀のストーリーが全天周映画化される
  • 2013年 2~4月 福島県郡山市ふれあい科学館スペースシアター(25mドーム)にて、全天周オーロラ生中継のロングラン上映を開催
  • 2014年 小学校やメディアでの講演活動に集中する
  • 2015年 4月 仙台・東北楽天ゴールデンイーグルスから招待され、球場内に新設された「イーグルスドーム」のオープニングイベントとしてLive!オーロラを開催
  • 2015年 12月 NTT情報ネットワーク総合研究所にて招待イベント「オーロラX'mas with NTT」を開催
  • 2015年 12月
    ~2016年 2月
    Orbi横浜、SEGA主催の「Live!オーロラ アラスカ原野行」へ全面協力
  • 2016年 1月 東京・新宿「宇宙から見たオーロラ展2016」最後の開催へ9年目の協力
  • 2017年 12月、2018年 1月 福岡市科学館ドームシアター(25m)にて全天周オーロラ生中継開催