ソニーイメージングギャラリー 銀座

九州産業大学大学院芸術研究科 作品展 採録

本展は、九州産業大学芸術研究科 写真領域に在籍する大学院生 3 名による写真展です。私たちは大学院の 2 年間の中で、自身を取り巻く世界を見つめ、時に仲間達と様々な思いを語り合いながら、各々の目指す表現を追求してきました。

本写真展のタイトルである「採録」には、自身が持つ興味あるフィールドを長期にわたり、状況やその変化を記録すると言う意味があります。

林敢治は、福岡空港が改修工事されて行く様子と空港を利用する人々を記録、撮影しています。山口巧は、九州の住宅街で発見した建造物の並びから生じる、モノのレイヤーを探り写真に収めています。李暐燁は、中国、日本の都市の地下を通るトンネルを巡り、撮影を行なっています。

本写真展に足をお運びいただき、ありがとうございます。私たち 3 名の個々のフィールドから採取した記録をどうぞお楽しみください。

作家紹介

林 敢治(はやし かんじ)

1994年生まれ、福岡県出身。主なグループ展示に「I‘s Island」(2015年/福岡)、「point」(2016年/福岡)、「いち展」(2016年/福岡)、「島展」(2017年/福岡)、「AUPE」(2017年/韓国)。

2015年頃から新しく変わる福岡空港ターミナルとそこに行き交う人々をテーマに撮影を続け、人と都市としての空港の関係性を模索しています。他に航空機を情景的に写す航空写真などの撮影も行っています。

山口 巧(やまぐち たくみ)

1995年生まれ、長崎県出身。主な個展に「レコードしています、」(2016年/福岡)、「旋風の囁き」(2018年/福岡)。主なグループ展示として「到津の森 1938/2016」(2016年/福岡)、「Overlap mapping 重なりあう地図」(2018年/福岡)。

九州の住宅街をフィールドに探索した建造物建造物などの配置から生じる「モノのレイヤー」を探査し、記録し続けています。他に、自身を取り囲む日常の中で起こる発見、出来事をiPhoneで記録し続けている。

李 暐燁(り いよう)

1992年生まれ、上海出身。主なグループ展示に「上海工程技術大学卒展」(2015年/上海)、「いち」(2016年/福岡)、「島展」(2017年/福岡)、「AUPE」(2017年/韓国)、「Incheon Asia Marine Media Festival」(2018/韓国)。

地下通路やトンネルが作り出す独特な造形、色味などを自身の感情と重ね合わせて記録、撮影しています。他に、自身が感じた問題意識を空想の世界などをコラージュ表現で作品を制作しています。