ソニーイメージングギャラリー 銀座

日本大学芸術学部写真学科 教員作品展 SKY 田中里実/秋元貴美子/穴吹有希

この度、日本大学芸術学部写真学科専任教員による写真展「SKY」を開催させていただくことになりました。

専任教員は現在10名おります。今回は、常に作品発表を念頭におき写真制作をしております中から3名を選出いたしました。

私どもは先達の師より厳しく基礎技術を学んでおります。それを踏まえた上で自己表現を展開すべく写真表現を研究し、実践いたします。また多くの学生達と向き合い、語り合う中で、幅広い写真の世界に日々接し、試行錯誤しております。そこから自然と多様な写真表現にトライすることになります。

田中里実は暗室ワークによるオーソドックスな写真スタイルで写真の記録性を重視した世界を展開いたします。秋元貴美子はデジタル写真により内面の世界を対峙する被写体を通して表現しています。穴吹有希は新しい技術や技法を積極的に取り込み、独自の写真表現世界を創りあげております。

3人とも未発表作品を多数含む作品を展示いたします。本展では三人三様の世界をこえて三人六様の世界をご覧いただきます。会場にお運びいただき、彼らがこだわり自ら制作したオリジナルプリント作品をご高覧いただければ幸いでございます。

日本大学芸術学部写真学科
主任 西垣仁美

田中里実 TANAKA Satomi

1960年、石川県生まれ。航空自衛隊航空学生、一般企業勤務などを経て40歳を過ぎてから日本大学芸術学部写真学科に入学。同校大学院を経て、現在日本大学芸術学部写真学科准教授として勤務。大学では写真の基礎を中心に指導を行っている。自身の研究テーマとして初期写真技法の研究を行うと同時に、それらの技法を現代写真技法に活かせる方法論も模索中である。自身の作品は写真の記録性を重視し、8×10インチの大型カメラから35ミリカメラまで使用して銀塩黒白写真を制作。どのようなフォーマットのネガから、あるいは海外渡航によるX線検査済みフイルムからでもより良いプリントを完成させる事を目指している。
公益社団法人 日本写真協会会員、日本写真学会会員、日本写真芸術学会会員

〈主な写真展〉

  • 「大地と生きる」大地の芸術祭(新潟県十日町市)共同制作 2018年
  • 「私たちの職場から」 第30回日本老年泌尿器学会 2017年
  • 「35×35写真史の旅」 GALLERY STORKS 2016年
  • 「Entrance・Geometry」グループ展 池袋WACCA 2015年
  • 「インタセクションプロジェクト−平行する交差点」2014年
  • 「鉄・彫・写」 星と森の詩美術館 鞍掛純一共同制作 2013年
  • 「a flower is not a flower」N+N展 練馬区立美術館 鞍掛純一共同制作 2013年
  • 「やまのうえした」 大地の芸術祭(新潟県十日町市)共同制作 2012年
  • 「Typology Series No,1 “Entrance”」GALLERY STORKS 2011年

秋元貴美子 AKIMOTO Kimiko

埼玉県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、大学院を経て、現在、同大学勤務。演習授業等で多くの学生の作品制作をサポートする。生きることは旅という視点で、自然に還るために都市に活き、都市に生きるために自然に帰る旅を続け、都市風景などのスナップや心象を主とした自然風景などで写真展を開催している。特に国内では地水火風空のエレメンツに着目した光景や空っぽの空間としての聖地を探し取材を続けている。
また、高校生の写真活動の研究をライフワークとし、全国の<高校写真>のサポーターとしても活動している。
公益社団法人 日本写真家協会会員,日本写真芸術学会理事,公益社団法人 日本写真協会会員

〈主な写真展〉

  • 「Light’s Edge」(2018年/Nikon 新宿フォト・プロムナード)
  • 「都市を生きる」(2016年/ポートレートギャラリー)
  • 「化生する光景」(2012年/ポートレートギャラリー)
  • 「凪 (NAGI)」(2003年/アーティストガーデン)

〈主な発表作品〉

  • 「クララの街」(2018年/JPS2016 MEMBERS 写真展「My Works」/アイデムフォトギャラリーシリウス)
  • 「瓶詰めの地獄」(2015年/あじさい会写真展/オリンパスギャラリー)
  • 「風ヲ」(2014年/Nikon 新宿フォト・プロムナード Df作品展)
  • 「空」(2011年/『ku: 』笹井祐子・秋元貴美子作品集)
  • 「火」(2010年/『紅』笹井祐子・秋元貴美子作品集)
  • 「水景」(2009年/『水景』笹井祐子・秋元貴美子作品集)
  • 「印象化石」,「an unexpected sight-bottles」,「To the Bone」(日本写真芸術学会誌)

他多数

穴吹有希 ANABUKI Yuki

1984年、香川県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、同大学写真学科助手を経て、現在、同学科専任講師として勤務。写真の基礎を教えると同時に、画像処理やサイエンスフォトなどの授業では新たな発見をテーマに、学生の作品制作へつながる授業を展開している。日常の中の何気ない風景をモチーフにし、シフトレンズを使用したボケを利用した作品制作をライフワークとしている。近年は新たなデジタル写真の技術や技法を様々な美術分野の表現技法と融合した写真作品を制作している。
公益社団法人 日本写真協会会員、日本写真芸術学会会員

〈主な写真展〉

2018年
「時は春」Gallery KINGYO(東京)
2016年
「穴吹有希写真展」今井金箔ギャラリー(石川)
2015年
「TOKYO SNOW」Gallery KINGYO(東京)
2014年
  • 「My scape」Gallery K(東京)
  • 「ゆっくりとした流れの中で」Gallery K(東京)
  • 「Water Garden」Gallery K(東京)
2013年
  • 「Botanical Portrait」Gallery K(東京)
  • 「Botanical Portrait」ART IMAGINE GALLERY(東京)
  • 「INVISIBLE」315 ART CENTER(韓国)
2012年
  • 「旅のはじまり」The Artcomplex Center of Tokyo(東京)
  • 「穴吹有希写真展」Fine Art 21(香川)
2011年
「Accessibility」The Artcomplex Center of Tokyo(東京)
2010年
「Sakura」新宿プロムナードギャラリー(東京)

他多数