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ソニーイメージングギャラリー 銀座

大石真裕 作品展 中欧SL文化紀行

東西の冷戦が終結して30年が過ぎ、その間に東側:西側という二分された環境が徐々に薄まり、新たに「中欧」という言葉が少しずつ浸透しました。
中欧には西側の諸国の日本でも関わりの深い国々がありますが、まだまだ日本では知られていない文化や風景があるのも、また事実です。
今回のテーマの基礎となっているSLが被写体の写真は、日本では「撮り鉄」の言葉が市民権を得ているように、とても一般的な撮影分野です。しかし、中欧地域では環境や文化、そして国民性の違い?からか、あまりカメラを必死に向ける光景は少ないのが印象的でした。
そんな撮影に至る段階の細かな違いから、SLそのものの日本との相違点、機関士たちの人情味あふれる表情、驚きを感じるSLの展示方法など、日本とは一味も二味も違う鉄道の文化や風景を撮影できる興味深い様子をぜひご覧いただきたいと考えています。今回はポーランド、チェコ、オーストリアなどの中欧6ヵ国をとりあげ、「人・夜・蒸気」をキーワードに、SLという被写体を通した視点から中央ヨーロッパと、そこで走り続けるSLの魅力を少しでも感じ取っていただければ、大変嬉しく思います。

大石 真裕(おおいし まさひろ)プロフィール

1984年生まれ、東京都在住。幼少の頃より乗り物に囲まれた環境で育つ。
学生時代、料理写真家の父より撮影の基礎を学び、主に航空機を中心とした撮影活動を開始。
専門誌の写真コンテストで受賞を重ね、雑誌などで連載や記事の制作を行っている。
桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部を卒業後、チェコへ留学。プラハ音楽院を修了。チェコ留学中の2014年に公益社団法人 日本広告写真家協会(APA)の審査に合格し、正会員に在籍中。
また、演奏活動ではピアノ・デュオの研究に力を入れ、国内各地のコンクールで優秀な成績を収めるほか、企画公募の選定でも多くの実例を持ち、演奏と企画の双方で実績を重ねている。
2016年に全国発売したデビューCD【スメタナ作曲:連作交響詩「わが祖国」全曲(作曲者自身によるピアノ連弾版)】は、レコード芸術誌などで高い評価を受けたことをきっかけに、写真と音楽の視点で中央ヨーロッパを中心とした文化や芸術を関連付けて紹介、発信する活動を本格的に始める。
昨年10月には2作目のCD【ドヴォルザーク:後期三大交響曲(同ピアノ連弾版)】を全国発売し、デビューCDと並び高い評価を得ている。