ナショナルフットボールリーグ パートナーシップ
テクノロジーの力でNFLと共にスポーツの未来を変えていく。
ソニーは、米国のプロアメリカンフットボールリーグであるNational Football League(NFL)とのパートナーシップを開始します。ソニーがNFLの公式テクノロジーパートナーとなり、また、ソニーの各種ヘッドホン商品が新たにNFL公式ヘッドホンとなります。これに基づき、ソニーは、グループ会社であるHawk-Eye Innovations(ホークアイ)による審判判定支援や、フィールド上のコミュニケーションで使用されるコーチ用ヘッドセットを2025年シーズンの導入に向けて新たに開発するなど、スポーツ関連技術の拡充をめざします。本パートナーシップを通じて、ソニーとNFLは、コーチ、選手、チーム、マネジメントと連携し、フットボールの未来を変革する取り組みを推進します。
ホークアイのバーチャル測定技術がNational Football Leagueのライン・トゥ・ゲイン測定に採用
ホークアイのシステムは全30のNFLスタジアムとNFLの試合を開催する海外の会場に展開され、各会場にはボール位置を光学トラッキングで捉える6台の8Kカメラが設置されています。このシステムはニューヨークのNFLアート・マクナリー・ゲームデイ・セントラル・オフィシエイティング・センター(AMGC)から運用され、リーグの既存のリプレイシステムと統合されています。フィールド上の審判に測定結果が通知されると、スタジアム内および放送においてリアルタイムでバーチャルに再現されます。
攻撃開始地点から次のファーストダウンを獲得するために必要な10ヤード先の地点(ライン・トゥ・ゲイン)に到達したかを正確かつ迅速に測定し、審判判定の精度をより高め、円滑な試合運営に貢献します。この測定方法は約30秒で完了し大幅に時間を短縮、従来平均1分26秒もかかった試合の中断を最小限に抑える事ができ、より多くのプレーを楽しめるようになりました。ソニーは確かなトラッキングと効率化を実現し、NFLのテクノロジーパートナーとして試合環境の更なる向上に貢献し、ファンとのエンゲージメントを促進します。
新開発のコーチ用ヘッドセットを2025年シーズンより導入開始
ソニーと米国のプロアメリカンフットボールリーグであるNational Football League(NFL)は、新たに開発したNFLコーチ用のヘッドセットを、2025年シーズンより導入します。本製品は、ソニーのフラッグシップワイヤレスヘッドホン1000Xシリーズの開発から得た知見や技術などを活用し、2024年に開始した両社間のテクノロジーパートナーシップのもとNFLコーチのニーズを反映して開発しています。
ソニーのノイズキャンセリング技術は、1000Xシリーズの製品を通じて多くのユーザーから高い信頼を得ています。そのノイズキャンセリング技術は、NFLの通信専用に調整された本ヘッドセット開発において、重要な役割を果たしています。100デシベルを超える実際の観客騒音下でテストを実施し、ノイズキャンセリングのアルゴリズムをスタジアムの環境に最適化しています。また、専用設計のマイクを搭載し、コーチの声を分離して強調することにより、フィールド上で常に明瞭なコミュニケーションを実現します。




(英語音声のみ)
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ソニーの技術
ソニーはNFLと、コーチ用ヘッドセットの開発に向けて緊密に連携します。また、獲得距離の測定など、試合における重要な項目の精度をさらに高めるために、ホークアイの最先端のデータやトラッキングサービスを活用します。さらに、ソニーのグループ会社であるBeyond Sports B.V.(ビヨンドスポーツ)が持つ試合データのリアルタイムビジュアライゼーション技術を活用し、次世代のNFLファンの関心を高めます。
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