私が一番好きな生きものがマナティーです。1996年にアフリカマナティー が鳥羽水族館に来館してからその魅力の虜に・・・。大きな体につぶらな瞳、仕草の一つ一つに心奪われました。野生のマナティーを観たいとずっと夢見ておりました。写真家として第二の人生を歩む際、会社の名前をマナティーにしました。
そして2018年やっと米国フロリダ州でマナティーに会うことができました。マナティーは草食動物であり「地球上で一番やさしい生きもの」だと思っております。数十年前までは絶滅が危惧されていました。努力により個体数は増加したものの近年、環境汚染など様々な問題から大量死などが起きており懸念されています。
アメリカマナティーは人々が住む町の川で越冬します。汚染された水によりマナティーの食べる植物が減少しているだけでなく、レジャーボートのスクリューと接触し、死に至ることも少なくありません。
他の生きものを攻撃することもなく、人間が近くに行けば好奇心旺盛なマナティーは寄ってきてくれるのです。
幼少期より生きものが大好き。
鳥羽水族館に23年勤務後、写真家に転身
アニマルファーストで「生きものが大好きなカメラマン」として活動。
生きもの好きを増やしたい!命・環境に目を向けてもらいたい!がモットー。
2023年ソニーストア名古屋にて「生きものが大好きなカメラマン 道瀬 忠利展」を開催。
2024年『ラッコBOOK』に撮影・写真提供で携わる。
2025年『ラッコ沼への招待状』に撮影・写真提供で携わる。
ウェブサイト
Instagram
X
「大切な存在を慈しみ、ありがとうの気持ちを伝えられるような写真展を」と第1回を2021年に開催してから今回で5回目を迎える写真展です。
いつもそばにいてくれるともだち、遠くにいてまた会いに行きたくなってしまうともだち、畏敬の念を持ちながらその姿に巡り合いと願いを抱くともだち、そして遠くに旅立ってしまったともだち・・・今回も写真家の皆さんのいろんなともだちへの思いが集まりました。
今回も写真家の皆さんと来館者の方々との間で、あるいは来館者の方同士の間で、愛しい存在について、そして写真が持つ力について語らいが広がることを願ってお届けしたいと思います。
わたしたち人間と、ともだちが暮らす地球の環境は刻々と変化していきます。これからもわたしたちとともだちが暮らす地球が平和で過ごしやすい場所であることを願って。