第15回公募セレクション作品
- 会期
- 2025年9月23日(火)~10月6日(月) 11:00~19:00
【事前予約制・人数限定】ギャラリートーク開催のお知らせ(参加無料)
閉館後に、事前予約制・人数限定で平林達也さんのギャラリートークを開催します。
ゲストに宇井真紀子さん(写真家)、村上仁一さん(雑誌『写真』編集長)をお迎えします。
オンライン予約による先着受付順(20名)です。
開催日時
2025/9/27 (土) 19:10-20:00
ゲスト:宇井真紀子さん(写真家)、村上仁一さん(雑誌『写真』編集長)申し込む
開催場所
ソニーイメージングギャラリー 銀座 (銀座プレイス6階)
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- Peatixでのお申込みを確認できるもの(スマートフォン等の画面、プリントアウト等)をご用意ください。
- 19時以降はエスカレーターをご利用いただけませんのでエレベーターで6階までお越しください。
- トーク中は記録のため動画撮影を行います。
- 写真撮影は他のお客様にご配慮しながらお願いします。(動画撮影、録音はお断りさせていただきます)
- トークが終了次第閉館となりますので、速やかにご退出ください。トーク終了後には展示をご鑑賞いただく時間がありませんので、事前または別の日にご鑑賞くださいますようお願いします。
- お申込後ご都合が悪くなってしまった場合は必ず申込サイトよりキャンセルをお願いいたします。









2006年夏、東京・京都で見逃した藤田嗣治の展示会を見に広島県立美術館へ足を運んだ。朝7時頃から蝉の声が次第に大きくなり、昼には蝉の声があたり一面降り注ぎ、その声に包まれた記憶がある。
原爆の痕跡は原爆ドームのようにいろいろな形で残されているが、未だ地中には多くの方々が眠っているといわれている。放射能で汚染され、多くの生き物の死骸や排泄物でできた土の中で蝉は何年も地上に出るまで暮らしている。蝉は広島の過去を背負って生まれてくるのだろうか。広島を訪れ蝉の声を聴くたびに亡くなられた方々への鎮魂の気持ちと平和への祈りをささげたいと思う。
今年は戦後80年になる。今現在、様々な国で紛争や戦争が起こっている。その結果多くの方がなくなり、残された人たちにも深い悲しみが訪れ、その傷跡はなかなか癒されることはないだろう。もう一度歴史を振り返り争いのない世の中になることを切に望むものである。
平林達也