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セルソーター MA900

セルソーター MA900の概要

MA900は12色の蛍光同時検出と4方向ソーティング機能を兼ね備え、
多くの研究目的・アプリケーションに対応可能な最新型セルソーターです。

MA900は交換式マイクロ流路ソーティングチップをはじめとしたソニーの最新テクノロジーを取り入れることで、ユーザーを複雑な流路管理から解放しました。
また高度な全自動セットアップ機能により、簡単な操作でどなたでも信頼性の高い測定を行うことができます。

最大4レーザー搭載、最大12色の蛍光同時検出に対応

MA900の特長の1つは、研究目的に合わせて選択、拡張できるフレキシビリティです。
2軸で照射するレーザーは4種類(488nm, 405nm,561nm, 638 nm)から選択できます。
各ビームスポットで発生する蛍光を独立したPMT(光電子増倍管)群で検出することにより、最大12色の同時検出が可能です。

ワークフロー全体を自動化

MA900では高度な自動化機能を採用し、ワークフロー全体の効率化を図りました。
スタートアップ、全流路のブリーチ(次亜塩素酸ナトリウム溶液)洗浄、QC(クオリティコントロール)機能が簡単な操作で行えます。
レーザー光軸は日々最適化され、サイドストリーム(回収する細胞の落下位置)も正確に調整されます。
ウィザードに沿った洗浄操作はメンテナンスをシンプルにします。
また、洗浄の設定はカスタマイズすることが可能です。

簡単な操作性

ユーザーが行う操作をMA900専用ソフトウェアがわかりやすくガイドするため、複雑な操作方法を覚える必要がありません。
設定カスタマイズも可能です。
セルソーターの操作に煩わされることがありませんので、バイオロジーの研究に集中できます。

幅55cm/奥行き55cm/高さ72cmのコンパクトサイズで表面に凹凸の少ないシンプルなデザイン。
設置面積が小さいので、制御用コンピューターを含めても場所を取りません。

システム

ソニー独自のテクノロジーで、測定前のセットアップを全自動化。どなたでも簡単にセットアップが行えます。

MA900はより高度な自動化を実現しました。
センサー、ソフトウェアによって、スタートアップからブリーチ洗浄、QC機能、ソーティングのセットアップまで自動で行います。
この優れた自動化技術によって、ユーザーの行う複雑な操作を減らし、トラブル時の対応も容易になります。

イニシャルセットアップ

スタートアップ時にソフトウェアとシステム間の通信を開始し、システム全体が適切に動作しているかを診断します。
正常であればフロントパネル液晶画面にReadyと表示されますので、システムの状態を容易に確認することができます。

自動送液システム

MA900の送液カートには、オートクレーブ可能な3つのタンク(シースタンク、廃液タンク、DIウォータータンク)と
ブリーチタンク、エタノールタンクを収納できます。
送液カートには重量センサーが組み込まれているため、各液の液量をリアルタイムでモニター表示します。

ウィザードでナビゲートする洗浄操作

洗浄操作手順、洗浄設定の変更方法をソフトウェアでわかりやすくガイドします。
初期設定では、ブリーチ洗浄またはエタノール洗浄を選択して実行するようになっています。
ポンプの働きで3つの洗浄液タンク(DIウォータータンク、ブリーチタンク、エタノールタンク)から
洗浄液が供給されます。
洗浄時間のカスタマイズも可能です。
クリーニングリマインダー機能があり、管理者は任意の条件でリマインドタイミングを設定できますので、
各施設の状況に応じた適切なタイミングで洗浄を確実に行うことができます。

アプリケーション

広範なアプリケーションに対応できるフレキシビティがあります。

12カラー抗体パネルで染色したサンプルからの4方向ソーティングの結果例
(高純度でソートできたことを示しています)

全血検体を溶血処理し、以下の蛍光標識抗体で染色した。
AlexaFluor® 488 CD3, PerCP-Cy™5.5 CD4, BD Horizon Brilliant™Violet 570(BV570)CD8, APC-Cy7 CD14, PE/Dazzle™ CD16,BV421 CD19, BV605 CD20, BV510 CD27, APC CD45RA, PECy™7 CD56, Alexa Fluor® 700 HLA-DR, and PE TCR γδ.
氷上で20分間反応させたあと、Staining Buffer で2回洗浄を行い、488nm, 405nm, 638nm の3レーザーを使用しMA900で解析を行った。

散乱光プロット(FSC/BSC)でリンパ球分画をゲート(A). CD3/TCR γδプロットでCD3+/γδ-をゲート(B)しCD4/CD8プロットを展開(C).
CD4+T細胞をCD27/CD45RAプロットに展開してサブセットを同定(D).
CD3/TCR γδプロットでCD3-をゲートしCD56/CD16プロットに展開(E).
CD3/TCR γδプロットでCD3-をゲートしCD19/CD20プロットに展開(F).
CD19+/CD20+ をB細胞と同定しゲートしてCD19/HLADR に展開(G).
CD14+単球を CD14/BSC プロットでゲート(H).

4種類の分画を4方向ソーティング
・CD3+ T 細胞 ・CD19+CD20+ B 細胞
・CD16+CD56+ NK 細胞 ・CD14+ 単球
ソート後のRe-Analysisデータを次頁(I)(- L)として示す。

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