ソニーが永年培ってきた、世界に誇るイメージセンサーを搭載するISP製品はマシンビジョンの『機械の眼』として"正確"に「撮る」「録る」「捉える」を実現し、画像処理、検査、監視、ロボットなど、多様化する産業用、セキュリティ用ニーズにお応えするカメラです。多彩なラインアップは、さまざまなシーンへの展開をご提案します。
コントラストが強いシーンにおいて、階調が失われている明部や暗部に対して階調の復元ができます。
露光時間の異なる2枚の映像を取得し、16ビット長の映像を合成します。
8, 10, 12ビット長で利用する場合、17点近時LUTを使用して階調を調整します。
露光時間による最適化により、映像のS/N劣化がありません。
※2枚の映像を合成するため、動く被写体は正しく撮影できない場合があります。
※1本のカメラリンクケーブルで電源供給(PoCL)した場合、本機能は使用できません。
メリット
高ゲイン、高温化では欠陥がより目立ちますので、それらを補正する為には、より多くの補正個数が必要となります。
欠陥検出閾値を下げればより多くの欠陥を補正可能になり、画質を維持できます。
XCLシリーズ、XCGシリーズ、XCUシリーズには欠陥補正に十分な補正個数があります。
欠陥検出された座標画素に対して周辺から補正を行います。
工場出荷設定とユーザー設定が選択可能です。
※工場出荷時:ON
Camera Link | GigE Vision | USB3 Vision | |||||||
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モデル名 |
XCL-SG1240 XCL-SG1240C |
XCL-SG510 XCL-SG510C |
XCL-CG510 XCL-CG510C |
XCL-CG160 XCL-CG160C |
XCG-CG510 XCG-CG510C |
XCG-CG240 XCG-CG240C |
XCG-CG160 XCG-CG160C |
XCG-CG40 |
XCU-CG160 XCU-CG160C |
補正数 (上限) |
8184 個 | 2040 個 | 2047 個 | 2047 個 | 2047 個 | 2047 個 | 2047 個 | 2047 個 | 2047 個 |
白欠陥、黒欠陥 両方補正対応可能
LUT:入力信号をさまざまな出力に変換
Input signal (luminance signal)
→Look Up Table
→Output signal (Digital data)
4つのプリセット値搭載